あいまいもこ

厄年に怯えるアラサーが、曖昧模糊とした気持ちと本の感想を綴るブログ。

本格小説/水村美苗

本格小説/水村美苗

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こんにちは、そらまめf:id:tekuteku_michikusa:20170331142439j:plainです。

今日は水村美苗「本格小説」の感想を書きたいと思います。

 

うっとりするような美しい言葉で書かれた「本格小説」は、まさに本格小説。

 

 

 

簡単なあらすじ

 

著者水村氏は、英国で過ごした少女時代に出会った男「東太郎」の噂を聞く。

当時アメリカ人のお抱え運転手であった東太郎は、アメリカで出世し、億万長者へのし上がったという噂だ。

やがて水村氏のもとに「祐介」と言う日本人青年が現れ、「東太郎」のまるで小説のような人生の物語を聞かされる…。

 

 

長い長い前振りの後に

 

前振りがとっても長いので、途中で挫折しそうになりました。

前振りも面白いのですが、早く次の展開が知りたくて、まだかまだかと読んでいました。

 

でもその長い前振りのあとの展開の、勢いがすごいです。夢中になって読んでいると残りのページはあと少し…下巻はあっというまに読み終わってしまいました。

ある一言で全てがひっくり返ります。

 

 

大どんでん返しに驚き、また最初から読み直してしまう…そんな小説です。

 

 

本格小説〈上〉 (新潮文庫)

本格小説〈上〉 (新潮文庫)

 

 

 

本格小説〈下〉 (新潮文庫)

本格小説〈下〉 (新潮文庫)