パーマネント野ばら/西原理恵子
こんばんは、そらまめです。
最近夕方のランニングにハマっています。
走り終わる頃に日が暮れて、汗だくの顔を見られずに済むので、夕方が丁度いい感じです。
仕事は立ち仕事ですが、運動不足が気になって…。
ヨガもヨガマットまで買ったのに全然できていません。
試しに夕方 に走ってみたら楽しい!!
ストレス解消にもなるし、一石二鳥!!
全然痩せないけど。
そんな?今日は西原理恵子さんの「パーマネント野ばら」の感想を書きたいと思います。
大人のための漫画
「女」に産まれて生きることの、難しさ・切なさ・可笑しさが凝縮された漫画です。
一生懸命に生きるって滑稽で愛おしい。
ボロボロ泣きながら読みました。
まさに大人の女性のための漫画です。
菅野美穂さん主演の映画も観ました。
映画もすごくよかったです。
菅野美穂さんのなんとも言えない、切ない表情が印象的でした。江口洋介さんの“カシマ”はとにかくかっこよかったです。
簡単なあらすじ
娘を連れて、故郷の小さな港町に出戻ってきた“なおこ”。
なおこの母が営む美容院「パーマネント野ばら」は女のザンゲ室。毎日そこにくる女達が恋にまつわる小さな嘘や記憶を告白していく。
男に裏切られても、恋に破れても、泣いて笑ってたくましく生きる女達。
“なおこ”も恋をしているが…。
女として生きること
やっぱり女性は、年齢によって周りから受ける扱いが違うと思います。
それによって、どうしても自分でも年齢を意識してしまう。
私は信号を待ってて、後ろからおじさんに「おばちゃんどいて」と言われた時ショックでした。初めての「おばちゃん」。
若い頃も悩みはあったけど、それとは違う種類の悩みが必ず出てくる。
もちろん若い頃より経験も知識も増えて、成長している部分はたくさんあるのに、それより失われた“若さ”を気にしてしまう時もある。
子供の頃、無邪気に信じていた「王子さまとお姫さまはキスをして、こうして二人はいつまでも幸せにくらしました」という話。そんな話は現実には存在しないと知ってしまう。
それでも恋をすることをやめられない、王子様を探し続けてしまう切なさ・滑稽さ・愛おしさ。
胸に刺さる、読んだ後に余韻が残る作品でした。