あいまいもこ

厄年に怯えるアラサーが、曖昧模糊とした気持ちと本の感想を綴るブログ。

NANAに青春を捧げた私。【矢沢あい】

NANAに青春を捧げた私。【矢沢あい】

 

矢沢あい


こんにちは、そらまめ絵です。

 

みなさまは、漫画「NANA」をご存知ですか?

読んだことはありますか?

 

私は青春ど真ん中に「NANA」がいました。

 

真っ黒な青春時代、唯一の楽しみは〝NANA〟を読むこと!…とスピッツを聴くこと。

あとは辻ちゃん加護ちゃんとスキンケアと…(唯一じゃない)

 

学校で嫌なことがあっても〝NANA〟を読むと元気になれました。

 

 

〝NANA〟は私の青春ど真ん中にいて、そして今も心の片隅で時々私を励ましてくれています。

 

 

 

NANAはこんな漫画

 

東京に住む彼氏を追いかけて上京する小松奈々、ミュージシャンとして成功するため・自分の夢を叶えるために上京する大崎ナナ。

歳が同じハタチで・名前も同じの2人のNANAは、東京行きの新幹線で出会った。

 

その後ひょんなことから、2人のNANAは同居することになる。

 

さらに、ナナの所属するBLACK STONESとナナの恋人のレンが所属するTRAPNEST、

2つのバンドのメンバーたちを交え物語は進んでいく。

 

 

NANAには名言が沢山 

 

NANAはモノローグやセリフに名言が沢山出てきます。

 

私の好きなモノローグやセリフをご紹介します。

 

恋愛だって…人間同士の関わり合いなんだから

相手を思いやれなきゃ 上手く行きっこないよ(4巻)

 

 喧嘩するほど仲がいいなんてよく言うけど 喧嘩なんて結局エゴのぶつけ合いだし 本音を曝け出したところで人は分かり合えるものでもない(1巻) 

  

 だけど人の絆は結べるものじゃない。繋ぐものなんだよ。

がんじがらめにならないで。(13巻)

 

あたしはいつもそれだけ 自分のことだけ 独りぼっちになるのが怖いだけ(13巻)

 

一人でいるのと一人になっちまうのは違うよな(13巻) 

 

 人をうらやむのは もうやめよう

自分にとって一番大切なものは みんな違うんだから(14巻)

 

失う事が怖いなんて 恵まれてる証拠だよ(16巻)

 

他にも胸に刺さる言葉がたくさん出てきます。

 

 

NANAの世界は人間関係が複雑に絡み合っている

 

NANAは人間関係が複雑で、たまに読み返さないと、どのキャラがどのキャラと付き合っていたのかわからなくなります。

 

現実の世界でこんな複雑な人間関係があったら、大変だなと思います。

でも、複雑な人間関係の中で生まれるキャラクターのそれぞれの愛や葛藤が切なくて、それも物語の魅力の一つだと思います。

 

〝ハチ〟こと小松奈々に憧れた青春時代

 

私が毎日のように「NANA」を読んでいた学生時代、好きなキャラクターは〝ハチ〟こと小松奈々でした。

 

そして嫌いだったのが、ハチの恋敵でもある〝レイラ〟です。

 

小松奈々は恋愛体質で、ふわふわしているようで実は芯のある、料理とオシャレが好きなハタチの女の子。

 

レイラはお人形のような整った容姿をもつ、天性の歌姫。TRAPNESTのヴォーカル。

 

私はハチの流されやすいけど、人に優しく、周りを和ませる雰囲気に憧れ、いつかこんな風になりたいと思っていました。

 

一方レイラはいつまでも初恋の人を引きずって、周りを振り回して、常にチヤホヤされて、美人でセレブで才能もあって…僻みかも知れませんが嫌いでした。

 

 

NANAの22巻が読みたい!

 

いつの間にか主人公の奈々たちよりもだいぶ年上になってしまいました。

 

学生時代NANAを読むたびに、

〝自分には学校とバイトくらいしか世界がなくて窮屈だ。NANAの漫画に出てくるキャラクターみたいに自由にイキイキと生きてみたい。

と思っていました。

 

そんな自由で大人でキラキラしていて憧れだったNANAの世界。

 

大人になってからNANAを読むと、また全然違って見えます。

 

私が10代の頃は、主人公たちが、恵まれた容姿・愛する恋人・分かり合える友達や仲間・夢があっても満たされない思いを抱えている事が理解できませんでした。

 

でもアラサーになると、夫・子供・家・仕事…色んなものを手に入れているようで、

満たされない何かがあって、自分が何も持ってないように感じることがあるって事を身に染みてわかるようになりました。

 

みんな、どうしようもない寂しさを抱えて生きている事も、わかるようになってきました。

 

また何年か後に読んだら違って見えるのかな。

 

 

NANAは21巻からずっと休刊中ですが、いつか22巻が読めたらいいなと思います。

 

 

そしてまた私に、青春時代のようなドキドキや切なさを味あわせて欲しいです。