あいまいもこ

厄年に怯えるアラサーが、曖昧模糊とした気持ちと本の感想を綴るブログ。

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人魚の眠る家/東野圭吾

人魚の眠る家/東野圭吾

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こんにちは、そらまめです。

先日、東野圭吾さんの『人魚の眠る家』を読んだので感想を書きたいと思います。

 

簡単なあらすじ

娘の小学校受験が終わったら離婚する。そう約束した仮面夫婦の二人。彼等に悲報が届いたのは、面接試験の予行演習の直前だった。娘がプールで溺れた―。病院に駆けつけた二人を待っていたのは残酷な現実。そして医師からは、思いもよらない選択を迫られる。過酷な運命に苦悩する母親。その愛と狂気は成就するのか―。「BOOK」データベースより

 

脳死と臓器提供

自分自身の臓器提供は、マイナンバーカードなどで希望の意思を表示していますが、夫や子供となると別です。

 

事前に本人の意思を確認できていればいいですが、子供の場合そうもいかないし、ましてやショックな状況で、臓器提供のことまで考えるというのは難しいと思いました。

 

自分の臓器ならどうぞ使ってくださいと思いますが、愛する人の場合、なかなかそんな風に考えられません。

 

でもどこかに臓器提供を待っている人がいて…とても難しい問題だと思いました。

 

狂ってでも守らなきゃいけないものがある。

「この世には狂ってでも守らなきゃいけないものがある。そして子供のために狂えるのは母親だけなの」p456より引用

 この一言が胸に響きました。

 

「お母さん狂っちゃった」と思ってごめんなさい。

自覚した上での行動だったんですね。

 

家族の想いと本人の意思

今祖母がICUにいるので、余計に色々考えてしまう作品でした。

本人が明確な意思表示ができればいいですが、そうでない場合、色々な選択を迫られる家族も複雑ですね…。

家族としては、大事な人が〝生きていること〟ただそれだけで希望になったりします。

 

今『人魚の眠る家』の映画が上映されていますね。

映画も観てみたいです。